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◆【第89,90回】伝塾オンラインセミナー2025(3月,4月)「仏教遺跡で読む仏教の伝播 - 仏教伝播概論」(講師:青木繁夫)
・2025年3月22日(土)14:00~16:00
・2025年4月19日(土)14:00~16:00
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【第89,90回】伝塾オンラインセミナー2025(3月,4月)「仏教遺跡で読む仏教の伝播 - 仏教伝播概論」(講師:青木繁夫)

    【開催概要: 仏教遺跡で読む仏教の伝播 - 仏教伝播概論】

2025年の伝塾のテーマは「仏教遺跡で読む仏教の伝播」となります。

皆さんがご存じのように仏教は紀元前5世紀頃インドの釈迦牟尼によって創唱されました。紀元前3世紀には、アショカ王の保護のもとで全インドに拡がりました。

仏教には大乗仏教・上座部仏教・密教などがありますが、それぞれ様々なコースで伝播していきます。例えば東南アジアには海をたどり上座部仏教や密教が、シルクロードを通って大乗仏教と密教が、中国や朝鮮半島、日本へと伝播していきます。そして、その過程で現地の文化を吸収して変化をしていき、各地で信仰の場である寺院などを建設していきます。

それらの寺院は、東南アジアではアンコールワットやボロブドゥールなど、シルクロードでは、北西インドのガンダーラ遺跡、バーミヤン遺跡、石窟寺院の敦煌莫高窟などが仏教遺跡として残されています。仏教伝播の証人である仏教遺跡を辿ることによって、教義の変遷、教義を形に表している建築遺構の変遷などを考えていきたいと思います。

※お申し込みは各回ごととなります。


<講演要旨>

 仏教は、ゴータマ・シッダールタ(仏陀)の教えを基に、紀元前6世紀の中頃インドの東部地域において発生しました。その後、インド大陸の北西部を経て中央アジアや東アジア、また東南アジア展開して、各地に遺跡や彫刻・壁画などの仏教美術を残し多くの影響をおよぼしています。日本へは朝鮮半島を経由して6世紀中頃に伝来しました。この間、およそ1200年近い年月がかかっています。

 3月・4月では、仏教伝播の時間軸と各地の遺跡あるいは仏像彫刻・壁画などの特徴を課題設定の概論として2回にわたってお話いただく予定となります。

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・【第89回】伝塾オンラインセミナー2025(3月22日)「仏教遺跡で読む仏教の伝播 - 仏教伝播概論Ⅰ~仏教の成立とインド内および東南アジアへの伝播~ 」(講師:青木繁夫)
https://denjyuku-event-20250322.peatix.com

・【第90回】伝塾オンラインセミナー2025(4月19日)「仏教遺跡で読む仏教の伝播 - 仏教伝播概論Ⅱ ~シルクロードを通じた日本への伝播~」(講師:青木繁夫)
https://denjyuku-event-20250419.peatix.com

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