【お知らせ】
伝塾セミナー2018『ギルガメシュ叙事詩にみる人生観(講師:月本昭男)』(全2回:9月,10月)開催のお知らせ
2018年9月、10月の伝塾セミナーのお知らせです。9月、10月は、年間テーマの「宗教・神話」に戻りまして、世界的に有名な叙事詩「ギルガメッシュ叙事詩」について、古代オリエント博物館館長の月本昭男先生よりお話しいただきます。
ゲームなどでもモチーフとなっているギルガメッシュ叙事詩ですが、その内容を深く知っているという方は、まだ少ないのではないでしょうか。今回、ぜひご参加いただき、その物語から、古代の人々がどのような思考を持っていたのかを、感じていただければと思っております。
また歴史的にもギルガメッシュ叙事詩は、旧約聖書など他の宗教・神話との共通点もあり、歴史的にも重要なものとなっているそうで、古代メソポタミア地域を知るためだけのものではなく、世界の文化を学ぶうえでも重要なものとなり、広く皆様に楽しんでいただけるのではないでしょうか。全2回のセミナーとなっておりますので、ぜひご参加いただければと思っております。宜しくお願いいたします。
※各回単体でのご参加もいただけます。
※注意:会場は「JICA地球ひろば」となっております。
伝塾セミナー2018 (全2回:9月、10月)
『ギルガメシュ叙事詩に見る人生観』 講師:月本昭男(古代オリエント博物館館長)
◆セミナー概要
『ギルガメシュ叙事詩』は、古代メソポタミアの伝説的な王ギルガメシュを巡る物語です。洪水伝説、友の出会いと死、不死を欲し旅に出る物語です。旧約聖書のノアの方舟やダビデとヨナタンの友情物語などにその影響が見られると云われています。古代エジプト人の再生する死生観との違いやそこに描かれる悩みや不安は、現在の我々と共通していることを感じていただければと思います。◆講師
月本昭男(古代オリエント博物館館長)略歴:東京大学大学院人文社会科学研究科中退。ドイツ・テュービンゲン大学修了(哲学博士)。元立教大学文学部教授、現在、古代オリエント博物館館長
著書に『古典としての旧約聖書』(聖公会出版)、『古代メソポタミアの神話と儀礼』(岩波書店)、『宗教の誕生』(編著、山川出版社)、『ギルガメシュ叙事詩』(翻訳、岩波書店)など多数。
◆開催日時
〇第26回伝塾セミナー:2018年9月8日(土)『ギルガメシュ叙事詩に見る人生観:生と死をめぐって』
〇第27回伝塾セミナー:2018年10月13日(土)
『ギルガメシュ叙事詩に見る人生観:愛と友情をめぐって』
★講演時間(各回共通):14時00分~16時30分 (13:30受付開始)
◆セミナー受講料
各回2000 円、 ★学生(25歳以下)1000円※セミナー開催当日受付にてお支払い頂きます。
※学生の方は、学生証を持参お願いいたします。
◆申し込み方法
メールアドレス宛へ必要事項を明記の上、申し込みお願いいたします。セミナー事務局宛: denjyuku.seminar@gmail.com
・お名前(フルネーム)
・開催月またはセミナーの回数(第何回か)
※複数回ご参加予定の場合も、参加予定の第何回かをお書きください。
※尚、申し込み多数の場合は先着順とさせていただきます。
◆開催場所
JICA地球ひろば:セミナールーム 201 AB住所:東京都新宿区市谷本村町
(市ヶ谷駅:徒歩10分)
URL: https://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/
※リーフレット